7月21日、粟島芸術家村に滞在中の芸術家、タオリグ・サリナさんの作品の一部である「ゲル(遊牧民の伝統的住居)」の立ち上げが行われました。
当日は、島民や海ほたる隊、観光客の皆さんなど、約60名が参加。同じく芸術家村事業で招へいされている芸術家で、サリナさんの夫でもある柏木崇吾さんとサリナさんを中心に、参加者全員で木製パーツを組み上げ、ゲルの形が徐々に現れていきました。
無事にゲルが完成した瞬間には、自然と拍手が湧き起こり、会場全体が温かな一体感に包まれました。
続いて、日本ならではのお祝い文化である「上棟式」が、島内の飲食店や宿泊施設、まちづくり推進隊詫間、ボランティアの皆さんのご協力・ご提供により執り行われました。サリナさんと柏木さんは民族衣装に身を包み、参加者とともに笑顔あふれるひとときを過ごしました。

粟島芸術家村では、今後も国内外のアーティストが滞在しながら作品を制作し、島の文化や魅力を発信していきます。ぜひ引き続きご注目ください。