
2025年8月30日(土)、粟島では【ほんのもり号寄港イベント】として、
“子どもガイド”とともに島の魅力を体験できる特別プログラム
「子どもガイドと学ぶ!粟島ガイドツアー&ワークショップイベント」が開催されました。
親子12組・約30名が参加し、夏の海風とともに、子どもたちの案内による島時間を満喫しました。
子どもガイドによる散策ツアー

イベント前半は、まちづくり推進隊詫間の子どもガイドたちに案内され、粟島のおすすめスポットを巡りました。
「実は、島のあの壁に描かれている絵は…」などのクイズや、島の歴史を紙芝居にした紹介もあり、子どもならではのユニークなガイドに参加者も興味津々。
子どもたち自らが島の歴史を調べ、自分の言葉で伝える取り組みは、地域愛着へとつながる大切な学びの場となっています。
また、国内外から注目を集める「漂流郵便局」の特別観覧や、「粟島いろはカルタ」で遊ぶなど、盛りだくさんの内容で島を楽しみました。
クルーズ体験「ほんのもり号」乗船

その後は、子ども図書館船「ほんのもり号」に乗船し、粟島から荘内半島へ向けて約50分の特別クルーズへ。
本と海が交わる非日常の船上体験では、「この海の真下に竜宮城があるかも」という浦島太郎伝説の案内に、子どもたちが夢中で海をのぞき込む姿が印象的でした。

島素材を使ったジェルフラワーワークショップ

粟島の砂やシーグラス、貝殻を使って、オリジナルのジェルフラワーづくりに挑戦!
色や形を選び、世界にひとつだけの作品を完成させました。
講師を務めてくださったのは、三豊市詫間町の「JRose」さん。オーダーメイドのフラワーアレンジメントも手掛けているので、気になった方はぜひこちらもチェックしてみてください。
▶【Instagram】JRose

紙テープで見送る港でのお別れ

ツアーの締めくくりは、粟島港での紙テープを使ったお見送り。
色とりどりのテープが空を舞う中、参加者と子どもガイドが手を振り合い、夏の思い出を分かち合いました。
初めて体験する方も多く、この光景は忘れられない夏のワンシーンになったはずです。
船・体験・成長をつなぐ一日

今回のイベントでは、初めて粟島を訪れた方も多く、子どもガイドの案内を通して島の魅力や歴史に触れていただけました。
「次は瀬戸内国際芸術祭の会期に合わせて、ゆっくり島を歩きたい」という声もあり、とても有意義な時間になりました。
子どもガイドたちは、この経験を糧に、瀬戸内国際芸術祭2025秋会期での「あわしまのええとこガイド」にも挑戦します。
さまざまな体験を通じて成長していく子どもたちの姿を、ぜひ粟島でご覧ください。
詳細はこちらから
▶あわしまのええとこガイド(子どもガイドが案内する粟島発見ツアー)

主催・協力
主催:三豊市/こども図書館船「ほんのもり号」関連団体、イベントサポーターの皆さま
協力:まちづくり推進隊詫間/子どもガイドや地域の皆さま
お問い合わせ
三豊市 政策部 産業政策課
0875-73-3012(平日8:30〜17:15)
sangyou@city.mitoyo.lg.jp