スタッフ「棚田ボディ🍺」と振り返る…
≪激動の開幕3日間| 10/3㈮~10/5㈰の様子≫

10月3日(金)、ついに瀬戸内国際芸術祭2025・秋会期がスタートしました。
準備からオープニング記念セレモニーまで、息をつく間もない3日間でした。
その舞台裏を、スタッフの視点から少しユーモアを交えて振り返ります。
●10/2㈭ | 0日目(前日準備)
前日。現場や島のあちこちで「最後の追い込み」が続いていました。
作品の導線や案内看板を確認しては「ここ、足りてない!」と慌てて応急処置。
のぼり旗を立て、島マップ配布の準備。
定期船の時間に合わせて荷物を動かすのはいつものことですが、この日は特に“時間との闘い”。
気がつけば夜になってもスタッフは走り回っていました。

それとも、準備に追われる焦燥感なのか。果たして…
(教訓:準備は、できるだけ早めに…🔥)
●10/3㈮ | 1日目(開幕)
そして迎えた開幕日。あいにくの雨模様でしたが、初日の落ち着いた滑り出しはスタッフにとってありがたい展開でした。

会場では改めて作品を見て回り、それぞれの注意点やお客様へのご案内を再確認。作品ごとに対応が違うため、学び直しの機会になりました。

また、この日から「週替わり島食堂」がスタート。
島民の方がふらりと立ち寄る姿もあり、島に少しずつ新しい日常が生まれているのを感じました。
●10/4㈯ | 2日目(週末初日)
初めての週末を迎え、スタッフ一同どきどき。
「お客様、ちゃんと楽しんでくださるだろうか」…そんな不安もありましたが、島を歩く皆さんの楽しそうな笑顔に触れ、胸をなでおろしました。

この日は翌日のセレモニーに向けた公開リハーサルも実施。
事前予約が必要な校舎内のパフォーマンスに加え、外の校庭パフォーマンスは予約なしで楽しめることもあり、偶然立ち寄った方にも「一足早い」特別体験をしていただけたようです。

●10/5㈰ | 3日目(オープニング記念セレモニー)
ついに迎えたセレモニー当日。3日目にして快晴!
来場者数も最大となり、島全体が熱気に包まれました。
▽会場はどろんこ!
しかし裏側は大慌て。前日の雨で校庭はぬかるみ、スタッフ総出で泥をかき出す大作業。
「セレモニーを妨げてはいけない!」と、朝から泥んこになりながら整備を進めました。
▽水道トラブル発生!
さらに粟島芸術家村(旧中学校)で水道管が破裂。このタイミングの悲劇…💦
ボランティアの皆さんにも本当にご協力をいただき、来場者の皆さんには近くの施設のお手洗いをご案内しました。≪10/6現在、利用停止中です(__)≫
▽いよいよ本番
そんなドタバタを経て、来賓30名以上とアーティストが集まり、「オープニング記念セレモニー」がスタート。ご祝辞、テープカットと続き、粟島会場の幕が華やかに上がりました。
▽特別企画|特製お弁当

この日は、笠田高校の生徒たちと地元レストラン「ワイン食堂 palmier」、さらに島の事業者がタッグを組んだ特製弁当も登場。
三豊市ならではの味を来賓の皆様に楽しんでいただきました。
▽特別公演「The Drift ~漂流の島~」

最後に行われた特別公演では、粟島の歴史や島の人々の声が舞台を通じて表現され、会場全体が感動に包まれました。
地域のダンスクラブや中学校吹奏楽部も参加し、まさに“島総出”の舞台に。
オンライン配信も行い、多くの方にこの一度きりの瞬間を届けることができました。
▶「アーカイブ」から見逃し配信もご覧いただけます!
●番外編:スタッフの舞台裏





この3日間、ブログでおなじみのメンバーも交代で粟島に出勤中。(見つけてみてね)
- ボランティアさんに朝礼を行う「ゴロもぐの巨人」
- 初の週末対応に自転車で急ぐ「コメツブの伝道師」
- 港で旗を振り続ける「眉毛レス」
- 島のことなら何でもござれ「スーパーお助けマン・ヤマグチサン」
- 作品内に入っていく島のにわとりを追い出す「棚田ボディ」
暑さの残る10月上旬、みんな汗だくで奮闘。
土日限定20食の「いせやさんのドライカレー」がスタッフのパワー源でした。

●おわりに
瀬戸内国際芸術祭・粟島会場の秋会期は、3年前から少しずつ積み重ねてきた時間の集大成。
笑ったことも、ぶつかったことも、みんなで乗り越えて迎えたスタートです。
「ありがとう。そして、粟島におかえり。」
そんなあたたかい気持ちを胸に、秋会期では皆さんをお迎えしていきたいと思います。
✍️担当ライター:棚田ボディ🍺
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三豊市 政策部 産業政策課
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