香川県三豊市の瀬戸内の島「粟島」にある
粟島芸術家村は、旧粟島中学校の校舎を舞台にしています。
かつて子どもたちが学んでいた場所は、今は若手アーティストたちの学びの場として生まれ変わり、創造のエネルギーであふれています。
粟島芸術家村事業とは?
粟島芸術家村事業(粟島アーティスト・イン・レジデンス:粟島AIR)は、若手芸術家の創作活動をサポートするとともに、地域のみなさんとの交流を通して、文化芸術による地域活性化を目指すプログラムです🌿
芸術家は滞在中、島の自然や文化、地域の人々との出会いからインスピレーションを得て、新しい作品を生み出します。
ディレクターを務めるのは、あの東京藝術大学学長 日比野克彦氏。
滞在中は、アーティストによるワークショップも開催され、制作の一部を体験したりすることも可能!子どもから大人まで、誰でもワクワクする瞬間に触れられます😊
滞在アーティストをご紹介!
今年は、なんと夫婦のアーティスト2人が粟島に滞在中!とってもお似合いで、優しい人柄のお二人は、お互いに刺激し合いながら日々作品づくりに励んでいます。
柏木 崇吾(かしわぎ しゅうご)さん
1996年東京都出身

地面から掘り起こした天然の粘土に、採集した草木や種子などを練り込んだものを素材に立体の制作を行う。
生と死、瞬間と永遠、身体と環境、自然と人工物。あらゆる時間軸と状態を交差させ、新たな風景としての再配置を試みる。
現在制作中の作品名:「粟島の記憶を染める」
現場の様子を少しだけご紹介!
※写真は制作過程の一部になります。

Taorige Sarina (タオリグ サリナ)さん
1991年生まれ、中国内モンゴル自治区出身。

アートを通じて、国家、民族、性別、年齢を超えた感情交流の可能性を追求している。主なテーマは「空間」と「体験」であり、木材を主要な素材として使用する。日本の伝統木工技術と現代的な表現を組み合わせ、五感に直接働きかける非日常的な空間を創出している。これらの空間は、人と人、人と自然、人とものが新たに繋がる場を目指しており、訪れた人々に新しい体験として記憶に残ることを意識している。
現在制作中の作品名:「航海する記憶の船-ノマドギャラリーin粟島」
現場の様子を少しだけご紹介!
※写真は制作過程の一部になります。

制作過程を見るだけでもワクワクする作品を制作していただいており、現場の熱気や真剣な表情にスタッフ一同も元気をもらっています✨
完成した作品は、瀬戸内国際芸術祭2025秋会期 粟島芸術家村にて公開!
ぜひみなさん、現地でお二人の作品をご覧ください🙌
☑粟島会場に展示されるアーティストはこちらでチェック
お問い合わせ
三豊市 政策部 産業政策課
0875-73-3012(平日8:30〜17:15)
sangyou@city.mitoyo.lg.jp