
急に涼しくなり、粟島もぐっと秋らしい空気に包まれています。
粟島会場の作品は、自然や島の風土と融合したものが多く、
季節の移ろいに合わせて見え方が変わる作品もたくさん。
秋会期の前半とはまた違った景色や表情を楽しめるのが面白いポイントです。
スタッフ「棚田ボディ」と一緒に、後半の粟島会場の1週間を振り返ります。
10/20㈪|18日目
■島の記憶をたどる作品と、居着いた猫の温もり

本日のヒトコマは、粟島会場の作品
【aw16】「帰り着く家-瀬戸内粟島古家滞留積層脳海図像・2025」
青野文昭
空き家と使われなくなった家具や船の断片を用い、「修復=なおす」という営みをテーマに島の記憶をたどる作品です。

この空間を気に入り、いつの間にか居着いた島猫も。
陽のあたる玄関口で丸くなる姿は、まるで作品が本当に「帰り着く家」になったかのようです。
作品内にも猫の姿があり、訪れる方の心をそっと和ませてくれます。
作家・青野文昭さん(@aono_fumiaki)のInstagramでは、制作過程も丁寧にまとめられています。粟島での滞在や創作の様子とあわせて、ぜひ作品をお楽しみください。
10/21㈫|19日目
■「島マップ」片手に、粟島さんぽ

会期中は、島マップを片手にのんびり歩くお客さんの姿が多く見られ、スタッフ一同も嬉しい気持ちになります。
島マップには、作品以外も楽しめる周遊コースや、散策の途中で見つけてほしい“島民さんのかわいいアート”も掲載。
道中の発見や出会いが、粟島の穏やかな思い出として残ることを願っています。
瀬戸内国際芸術祭【秋会期】も折り返し地点。後半戦もぜひ満喫してください。
10/22㈬|20日目
■作品で「実りの秋」を楽しむ

本日のヒトコマは、こちらの作品より。
【aw17】《ボーダレス》ベトナム移民の庭(No.11)
灯台の庭/移民の庭の神殿
トゥアン・マミ

トゥアン・マミさんのパフォーマティブ・インスタレーションで、
ベトナム移民の歴史や島の物語を聞き集め、人々が集える庭を構想。
中央の竹のタワーにはマミさんが選定した植物があり、よく見るとかぼちゃが実るなど、秋のうつろいを感じられます。
会期中に少しずつ変化していく様子も見どころです。
10/23㈭|21日目
■休島日の粟島|スタッフもリフレッシュ✨

この日は、粟島は休島日を迎えました。
粟島をはじめ本島・高見島・伊吹島の有料作品が休館となります(一部屋外作品を除く)。
作品公開カレンダーを確認して、ゆったり島時間を楽しんでください。
次回の休島日は、10/30(木)ですのでご注意ください!
スタッフブログを更新しました!
「棚田ボディ」と振り返る10/14㈫~10/19㈰
\「スタッフがまずは1番楽しむ」を合言葉に頑張っています/

今週のハイライト
- ボランティアさんへのオリジナルエコバッグ紹介
- 「粟島の記憶アルバム」フィルムカメラ企画スタート
- 週替わり島食堂「旬彩料理 高や」の島民絶賛のおうどん
- 須田獅子舞太鼓の音で旅のはじまり
- 高瀬高校生による島内ライブ配信
“いつもの島の時間”と“芸術祭の賑わい”が混ざり合う、そんな秋の1週間でした。
10/24㈮|22日目
週替わり島食堂の裏話
今回、特別企画として準備してきた
【瀬戸内国際芸術祭期間限定|週替わり島食堂】
三豊市の飲食店さんが週替わりで粟島に出店し、島の空き店舗を再び“食堂”として蘇らせる企画です。

観光客向けと思われがちですが、私にとっては
- 島の方が懐かしい空間を楽しめること
- 普段島では行けないお店を島民に楽しんでもらうこと
- 市内事業者が粟島の魅力を体感し、新しいご縁が生まれること
をテーマに進めてきて、島民の方からも嬉しい声を頂いています!

ぜひ、これからも島に遊びにお越しになる際には、
今日ご紹介したスポットを楽しんでお立ち寄りください!
週末25日㈯・26㈰はイベントいっぱい!
次回へつづく…
港では、スタッフお手製のチラシを配布中!


せっかく粟島まで訪れてくださった皆さんが、
島時間を心ゆくまで楽しめますように、お迎えの準備をしています🙇♀️
ぜひ、お越しになった際にはチェックしてみてくださいね📝
✍️担当ライター:棚田ボディ🍺
お問い合わせ
三豊市 政策部 産業政策課
0875-73-3012(平日8:30〜17:15)
sangyou@city.mitoyo.lg.jp

