このイベントは事前申込み不要です
時を越えて響く、粟島の校歌
ベルリン在住ジャズピアニストが紡ぐ、島と世界をつなぐ一夜。
かつて子どもたちの歌声が響いていた粟島小学校・中学校。
黒板の前で、胸を張って歌った校歌のメロディーは、今も多くの島民の耳と身体に残っているはずです。
今回、その「粟島の校歌」が、時を越えて新しいかたちでよみがえります。
舞台は、旧粟島中学校講堂に残されたグランドピアノ。
鍵盤に向かうのは、ドイツ・ベルリンを拠点に活動するジャズピアニスト、榊原灯香(さかきばら・とうか)さんです。
ベルリンと東京を往復する、榊原灯香というピアニスト
榊原灯香さんは、東京都出身のピアニスト・作曲家。幼少期からクラシックピアノに親しみ、18歳のときにジャズへ傾倒しました。
ヨーロッパのジャズシーンで活躍する
Enrico Pieranunzi や Lars Jansson らに影響を受け、
尚美ミュージックカレッジを首席で卒業後、イタリアへ渡航。
帰国後は日本でプロとして本格的に活動を始めます。
制作テーマとして掲げているのは
「本能」
「祈り」
「民俗性」
「悲哀」
という4つのキーワード。
2019年には、アメリカのシンガー Lyon Hart 氏との共作EP『Piano Ballad Premium EP』が、ハイレゾ配信サイト e-onkyo のジャズチャートで1位を獲得。
2020年にはジャズコンテスト「第7回ちぐさ賞」で優秀賞を受賞し、
2023年には全曲オリジナルで構成されたミニアルバム
『be at one with nature』『alone』を同時リリースしています。
現在はベルリンに移住し、ベルリンと東京を拠点に活動を続けています。
ジャズピアノが彩る、粟島のクリスマス
今回は、そんな榊原さんが、
・粟島中学校の校歌
・オリジナル曲
・ジャズスタンダードやクリスマスソング
を織り交ぜながら、
「粟島のためだけの冬のひととき」をつくります。
グランドピアノの生音が、木造校舎の空気に溶けていく。
客席には、かつてこの校舎に通っていた人、
今は島を離れて暮らす人、
初めて粟島を訪れる人。
それぞれの「時間」と「記憶」が、
ひとつの音楽体験の中で静かに重なります。
イベント情報
〒769-1108 香川県三豊市詫間町粟島1311−2(旧粟島中学校講堂)
2025年12月13日(土)
15時開演
無料
40人(定員超過時は立ち見になります)
三豊市
yorikomaeno@outlook.com
日中の公演となりますが、冬なので暖かい格好でお越しください。





